今冬目途に「LINE TAXI」/日交と提携、まず都内限定で

LINEがタクシー配車サービスをこの冬リリースします。

まずは、日本交通と提携して、都内限定でサービスを開始するようです。

タクシーの配車から決済まで対応しています。

ユーザーは、LINEからタクシーを呼んで、決済はLINE PAYという決済サービスで決済されます。

既にサービスが始まっているUBERの競合になります。

日本交通という大手といきなりサービス提携というところが、個人的には悔しいです。

現在タクシー配車アプリが乱立しておりますが、これから、淘汰されていくと思いますが、

結局、LINEの一人勝ちになるのでしょうか?

私自身、タクシープラスというサービス(詳細はこちら)を提供しているのですが、

このサービスは、タクシーの配車というよりは、ポイントとかクーポンとか、リピータ客の獲得という点に着目したサービスなのですが、おそらくLINEもあとあと、ポイント、クーポンは当然機能を追加拡充してくるでしょうから、おそらく最初に市場をいち早く握った会社が最終的にスタンダードになって市場を席巻するのではないでしょうか。

ただ、LINEのユーザー層とタクシーの利用者層はマッチングしているのでしょうか?

いくらこれだけ、LINEが世間に広まっているとはいえ、ユーザ層はやはり若い人が多いようです。

LINEの利用者層は、

女性10代で73.0%、女性20代で64.8%

だそうです。

やはり若い女性が多いんですね。

スマートフォンユーザーにおける性年代別の利用率を見ると、若年層の方が利用率が高い傾向が見られます。特に高いのは女性の若年層であり、女性10代のスマートフォンユーザーのLINE利用率は73.0%にも達し、女性20代においても64.8%と高くなっています。女性の若年層ではLINE非利用者の方が少数になっています。男性においても若年層の利用率が高く、男性20代で54.8%、男性10代で50.2%と半数を越えています。30代~50代においては、おおよそ3割程度の利用率となっていますが、60代以上では男性が7.2%、女性が15.5%と極端に低下します。

フィーチャーフォンユーザーにおける性年代別の利用率では、女性10代が23.7%、男性10代が20.2%と2割を越えていますが、他の年代の利用率は一桁にとどまっています。

参考:http://www.impressrd.jp/news/121127/LINE

では、タクシーの利用者層はどうでしょうか?

下記によるとタクシーの主な利用者層と思われる男性30代~50代は3割程度なので、LINEのユーザ層と完全にマッチングしていない。

参考:http://www.taxiad.co.jp/data/mediasheet.pdf

職業別にみると、会社員、公務員、商工経営者が多いようである。

やはり主体は男性ビジネスマンということになる。

この層にとって良いサービスになれば、うちのタクシープラスも市場に食い込める可能性もある。

なかなか難しい状況になってきましたが、がんばらないと。