大江千里のコスモポリタン
もう、何十年前になるが、私が中学生の時に、大江千里というシンガーソングライターのファンだった。
ファンと言っても、私は、四国の田舎町に住んでいたので、コンサートに行く訳でもなく、その頃は、インターネットがある訳でもなく、町のCD屋さんで、彼のCDを買って聞くくらいの物であった。
最近というか、ここ何年か、YOUTUBEに大江千里の曲がアップされているので、懐かしくなって、聞くことが多い。
私が中学生の時くらいから、何か、大江千里のファンというと、なんだか言いづらい雰囲気があった。
ちょうどその頃は、ブルーハーツとか、ジュンスカイウォーカーズとかが流行っていて、詳しくはないが、バンドブームだったのかもしれない。1990年くらいの頃である。
もう何十年も前なので、今、彼の曲を聞いても、そんな感動なんてないだろうと思っていたが、今、大江千里の曲を聞きかえしても、全然色あせてない。
彼のメロディーとその詩になんだか、純粋だった気持ちが少しよみがえるような気がする。
それくらい、やはり、彼の曲と詩は、秀逸だったんだなと思う。
彼の曲で、RAINという曲があるが、槙原や、秦がカバーしているので、知っている人もいるかと思う。
彼の曲で、コスモポリタンという曲がある。
詩の内容からすると、アジアを旅?放浪?している女性について書いた曲なのだが、その曲調と、詩が絶妙にあっていて、聞くと、私の場合かならずインドを思い出してしまう。
彼の曲の真骨頂だと思う。